ハイウェイスター⭐️一平から見た世界

ゴロゴロゴロンズ  〜懐には傷害罪〜 : nikkyblog hideko5623.livedoor.blog/archives/41410…

「○○の鬼」

 

こうも他のものから見た世界は違うものか?と思う。オイラの視点はこうだ!

 

[ハイウェイスター]

 

オイラとニッキはとある指令により2匹で高知は、そして帰りはオイラの運転。

軽自動車自体あまり乗らないオイラは、ただ純粋にそいつの性能が見たかった。

「乗った段階でオイラは代車に『おい、やってやろぜ!』」と心の中で話しかけた。との返事として「やれるかなー。。」だった事に「ヤレるさ、オイラ達なら」と通じ合ったのを今でも鮮明に覚えている。

 

順調に左車線の必要に遅い普通車を抜いていき「やれるじゃん!すごいよ!自信持てよ!」と軽自動車に語りかけたオイラは、引き続き「まだやれるよな!みんなをギャフンといわせてやろーぜ!」とまだ余りあるアクセルに力を込めた。その時気づくべきだった。何度もぶつかりぶつけられた我が愛車、戦友ではないことに。

 

オイラのテンションは軽自動車の2台分先を走ってる状況の中、まさかの失速。

「おいおいおい、短距離が速いだけじゃダメだ!サッカー選手なんて、90分も走り続けるんだぞ!」と話しかけたが、相手は未読スルー。

 

そう、、、気付いた時はもう遅い。戦友でも無ければ旧友でもない。昨日借りた知らない誰かが好き放題乗ってる代車、しかも軽自動車。

我が戦友ならば、高知から帰るのに、ガソリンメーターが半分もあれば下手すらもう一回高知にすらいけるメモリだ。しかしこいつは違う。

今朝あったばっかの意気地なしの知らない奴。

意気投合など鼻からなかったのだ。いつも誰でも乗せるオベンチャラヤローだ!

 

ガソリンが尽きたのはすぐわかった。

オイラは横で呑気にタバコを吸ってるニッキに「意気投合などしてない!」と弁明を垂れたかったが、もうその時間はない。

オイラだけなら運転席から飛び出して、この意気地なしヤローをほたくることも可能だったが、ニッキを見捨てることはできなかった。

 

車はニッキの言う通り、トンネルのど真ん中で止まった。ニッキは軽い挙動不審(知らない人間が突然ニヤけた顔で頭をさすってきそうな勢いの時の猫のあの状態だ)

ニッキはそそくさと、ドアを開け非難する高い歩道に上がった。

 

そう、オイラにはトンネルの真ん中という場所に免疫があった。

 

昔、仕事がうまくいかない時、タロット占いに頼った答えが「あんた、トンネルの真ん中にいるね。入り口も遠い、そして出口も遠い。」だった。オイラは占い師のプライドを傷つけまいと、情けない笑顔で「はい、そーですか」とその場を離れたが、心は違っていた。

 

「バカかよ!トンネルの真ん中だと出口も入り口も遠いのは幼稚園生でも知ってんだよ!そこに、、、トンネルの真ん中にいるからココに来て50分1万も払って打開策聞きに来てんだろ!」と。

 

だからオイラは真ん中であろうとも堂々とテメェの足でここに立つのだ!オイラが立ってるのは地球🌏のど真ん中だ!

 

というわけで、

オイラは(ニッキwwキョドるなよ!ww)と車内ニヤついていたが、その避難場所の歩道からニッキが『爆発するぞ!』感出しながら呼ぶので、渋々車を降りた。

 

ニッキは、『さぁ、手を』といわんばかりに手をオイラに差し出したが、オイラはそんな高さヘッチャラだった。

そして、高速道路を利用する客の殆どが使用しない非常用歩道の取手で手が真っ黒になった。

 

ニッキはオイラに呆れたように、何故かまた高知の方向に向かって歩き出していた。

オイラは、『ニッキ!オイラ達はそっちから来たから、逆方向だろ!歩くなら!』とも思ったが、手が真っ黒ということに、清潔感しかないオイラは気を取られていた。

 

そこに、20分も前にオイラ達が抜き去った黄色の作業車がやってきて、止まった軽自動車の後ろに止めて、無駄のない動きで作業車の後ろに行き、大きな旗を振っていた。

「まぁ、ゴール裏の旗よりは小さいな」とオイラは独り言をいいつつ、無駄に高知に戻るニッキをシャーなしに追いかけた。

 

その後はニッキの記したまま。そう、オイラはその後きた高速パトロールのパトカーに「おい!こんなとこ止まったら危ないやないか!引っ張ったるから車乗れ!!」と罵られた。

その後にまさかの1日警察署長👮‍♂️になる蛙だともしらずに、気持ちいいぐらいおもいっきり罵しった。

 

警察官も滅多にないトンマなアクシデントと、助手席新米部下に良いとこをここで見せておきたい!とテンションが上がったのだと思われる。

 

オイラが起こしたアクシデントはオイラ的にはこんな感じだ。

 

ただ、黄色の作業車に乗った男の人は漢だった。何も言わずにガムシャラに、仕事とはいえ蛙2匹のために危険である旗振りを黙々とこなしていた。また会えることがあったら(スタジアムで)今度はオイラが彼のためだけに旗を振ってあげたい。